今日は、WOOD FACTORの横切り盤、「アーテンドルフF45」について書きますね。
前から、記事にちょこちょこと出てきて、「また紹介しますね!」なんていいながら、そのままになってましたが。。
まずは本体横に書かれているのが、メーカー名と、この機械の型番。
F45は現行モデルまで続いていて、最新型はウチのよりもかなり進化してるはずですが・・・・
この機械は、青梅の機械屋さん 橋本木工機さんで中古で購入しました。
中古ですが、ほとんどのオプションが装着されていて値段的には国産の横切り盤の新品位しましたが。。
まずはこの機械の特徴として、クロスカットが2800?定規。
そして、ストロークも2800?です。
一番手前に引いた状態がこちら
一番押した状態がこんな感じ
長いパネルの留め切りも精度良く行えます。
続いて、コレが刃の付く部分のユニット。
メインのチップソーに加えて、手前にあるのがスコアリングカッター。
このスコアリングカッターのおかげで、裏のまくれやささくれが起きません。
スコアリングカッターはアジャスト式になっていて、0.1?単位で調整可能です。
チップソーを研磨して、厚みが変わったりした場合に調整します。
スイッチはこんな配列。
一番手前の↑↓の書いたスイッチが、スコアリングの電動昇降スイッチ。
次がスコアリングの運転スイッチ。
続いて非常停止ボタン。
一番向こうが、メインチップソーの運転スイッチです。
スイッチの向こうに、デジタルの表示があって傾斜角を0.1°刻みで表示できます。
その横に4000と表示されているのが回転数です。
傾斜表示はこんな感じ
刃の傾斜はハンドルでは無く、ペダルで行います。
刃を寝せる時は、ペダルをつま先で持ち上げます。
逆に刃を起す時はペダルを踏み込みます
この時の踏み込み加減で、やさしく踏んだり、強く踏んだりで、微妙な調整が可能です。
続いてはクロスカットフェンス。
通常、国産の横切り盤はフェンス位置がこうですね。
輸入の横切り盤だとこうなります。
ただ、後か前かの違いですが、パネルカットの場合は定規が前の方が使いやすいです。
逆に、枠などの細いものをカットする場合には、定規は手前の方が便利ですね。
どちらにも使えますので、これも中々重宝しております。
ここからが、オプションパーツ。
まずはデュプレックス。
コレは角度切り定規ですが、角度が自由に変えれます。
三角定規のような形状で、
手前も向こうも使えますので、額縁なんかのカットに便利です。
角度調整部はレンズが入って見やすいです。
こちらも角度切り定規。
コレは国産の横切り機も良くこの方式のを見かけますね。
目盛りは0.5°刻みに入っています。
どちらの角度定規も非常に精度が高いです。
そして、スライドテーブルの横にロックピンがあって、それをロックすると・・
昇降盤として使えます。
この時、クロスカットフェンスは外してしまいます。
リップフェンスは重くて頑丈に出来ています。
リップフェンスに刻まれた目盛りは1050?まで。
コレが、リップカット最大幅ですね。
その他、フェンスはW方向の微調整ねじや、フェンスの前後、高さなどを調整できるようになっています。
最初にロックピンでテーブルをロックすると書きましたが、ロック無しでスライドさせながらのカットもOKです。
最後に。。
これ、皆さんご存知ですか?
アマチュア木工家の方々には、既に有名なアイテムです(^^ゞ
デジタルアングルゲージです。
最初に、テーブルにマグネットで貼り付け、ゼロリセット。
後は簡単、チップソーに貼り付ければ、簡単に正確な刃の角度が表示されます。
これ、700が買ったときは1万円位しましたが、最近ヤフオクやネットショップで半額位で売られてます。。
プロの方も、アマチュアの方も超お勧めです。
チップソーの角度のほかに、手押しのフェンスの角度調整なんかにも便利ですよ(^^ゞ
投稿日:2008年12月15日 2008年12月 カテゴリ:工場設備
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