クリスマスの夜、叔父さんが亡くなってしまいました。。
もう11月の終わりから入院していて、あまり状態は良くなかったのですが
凄く勢いのあるおじちゃんで、小さい頃から700の事を自分の子供や孫みた
いに可愛がってくれてたおじちゃんです。。
12月に入った頃にお見舞いに行った時、おじちゃんが・・・・
「野沢温泉の饅頭が食いてー。。」
夕方にお見舞いに行ったんだけど、野沢温泉まで饅頭を買いに行ってきました。。
病院食もあまり食べれなくなってしまっていて、看病に付いてるおばちゃんは
「どうせ食べれないからいいよ。」って言ったんだけど、何か食べさせてあげたくて・・・
もって行くと、一つの饅頭を半分に割って「美味い!」って食べてくれました(^^ゞ
なんだか自分も嬉しくて、食べれるものなら何でも食べて早く元気になってくれたらいいなって!
帰り際におじちゃんが、今度は・・・・
「おい!700。ベットの横に踏み台作ってきてくれ!」
って言われて次の日、小さな踏み台を作って病院にもって行きました。
その踏み台を使って、ベットに座ったまま足踏みのリハビリをしたかったみたいです。
後で、おばちゃんに聞いたら何回かその踏み台でリハビリしてくれてたみたい。。
それから二週間。。
急変したと、連絡を受けてそれから一日も経たずに急に逝ってしまいました。。
今になると、おじちゃんが生きてるうちに、してあげれることがあって良かったなって・・・
おじちゃんは昭和28年に土建屋さんを始めて、今700が借りてる工場は元々おじちゃんの会社の重機の車庫だったんです。
700が家具屋を始めるとき、おじちゃんにこの建物を借りたいと相談に行くと、喜んで貸してくれました。
その時におじちゃんが自分で起業したときの苦労を話してくれました。。
「700、自分で始めるって事は大変な事だ。 俺も始めたときは金が無くて困って、お前の爺ちゃんに借りたり畑売ったりして始めたんだ。」
「大変だぞ! 仕事はちゃんとあるのか? できるのか?」
お金の工面に困った事や、仕事の受注に困ったりした話し。。
今になって自分がしている苦労。。
あの時おじちゃんが言ってたのはこう言うことなんだな・・・・
って今更ながらに思いました。
700がよく記事にする、
「様々な人の協力や、好意、助けがあって自分が今こうして仕事をしていられると言う事」
また、あらためてそう思えました。
格安でこの工場を貸してもらえなければ、始められなかった訳だしね!
25日の通夜のお焼香。
手を合わせて、「おじちゃん!700頑張ってるよ!! ありがとうね!」
涙が出てきました。。
26日の葬儀は、700が受付のお手伝いをしました。
お焼香の列は、いつまでも途絶えることなく 葬儀場までの道が渋滞するんでは無いかと言う位、沢山の人が参列してくれました。。
人の繋がりって、こう言うことなんだな。
投稿日:2008年12月29日 2008年12月 カテゴリ:日々の日記
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