作業台3

さて、組み立てます。

インパクトで90?のコーススレッドをガンガン打ち込んでいきます。

組むとき、引き出しが付く方の側板だけ4?内側に引っ込めて組みます。
ここは横から箱を止めるときのビスが見えなくなるよう、後貼りします。
もちろんボーリングでダボ組でもOKですが、今回は作業台!
お上品に作っていたんではグラグラになっちゃいます。
表にビスは見せないように、ダボとビスとボンド、すべて併用で頑丈に組みます。

こちらは抽斗の入る箱。
シナランバー作って、正面は2?の単板で仕上げてます。
こちらもビスやフィニッシュは表にも裏にも出してません。



本体に組み付けます。
組み付けるとき、抽斗の入りが悪くならないように「ばか板」を挿しておきます。
抽斗がいくら精度よく出来ても、ここが上手くないと開き締りが悪くなったり
ガタが出たりでよくありませんから。

抽斗は桐の無垢板で作ります。

抽斗の箱が完成しました。


抽斗は、口板の後ろで0.5?の余裕を見てます。
で、向板でさらに0.5?小さくします。
つまり、収まった状態ではガタはほとんど無く、引いてきたときに1?弱位の隙間になるように調整してます。
本当はもっとシビアに調整しても良いのですが、あまりシビアに調整すると空気の逃げが少なくなるため抽斗が重くなります。

しかも、今回のお客さんはご近所さんでは無いので、湿気の具合などで木がふけて引き出しが渋くなっても削りに行ってあげれません・・・・で、こんな感じにしました。
それでも、一本入れればもう一本が空気に押されて出たり入ったりしますよ。
中々面白いですよ。


続きます。


投稿日:2008年03月12日 2008年03月 カテゴリ:製作記

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